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弁護士法人天満法律事務所

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エンディングノートの必要性

2025年4月21日

エンディングノートは、自分の人生の終わりや万が一のときに備えて、大切な情報や希望を整理し、家族や関係者に伝えるためのノートです。以下のような理由で必要とされます。

 1、自分の意思を明確に伝えられる

・介護をお願いしたい人や場所の希望

・告知、延命治療の希望

・葬儀やお墓の希望

・遺産の分配に関する意向(遺言書とは異なり法的拘束力はありませんが、意向を伝える手段になります)

 2、家族の負担を軽減できる

・重要な情報(銀行口座、保険、年金、介護サービスなど)を整理することで、家族がスムーズに対応できま す。

・葬儀の内容や遺品整理の希望を書いておくと、家族が悩まずに済みます。

 3、認知症や突然の病気・事故に備えられる

・連絡してほしい人のリストや、かかりつけ医の情報を記載しておけば、もしものときに役立ちます。

・認知症になった場合でも、自分の考えや希望を事前に伝えておくことができます。

 4、重要書類やデジタル資産の管理ができる

・パソコンやスマホのパスワード、SNSのアカウント情報などを整理しておくと、家族が管理しやすいです。

・不要な契約の解約や手続きについても整理することができます。

 5、自分の人生を振り返り、整理できる

・これまでの人生を振り返り、感謝や伝えたいことを書くことができます。

・大切な思い出や家族へのメッセージを残すことができます。

 

 

★エンディングノートを活用するコツ★

○ 一度に全て書こうとせず、少しずつ記入しましょう。

○ 定期的に見直して更新しましょう。その際、日付も記入しましょう。

○ 家族や信頼できる人にノートの存在を伝えておきましょう。大切な情報は記入した用紙を封筒に入れておくと良いでしょう。

 

このように、エンディングノートを書くことで、ご自身にとって大切なものに気付くことができます。

これからをより良く生きるためにも、ご自身の情報や希望を整理し、これからに備えることが大切です。

エンディングノートはご自身の意思表示をする上で大切なものですが、法的効力がないため、確実に実行して欲しい場合は、遺言書等、書面の作成が必要になります。

当事務所では、ご自身にとって最善な方法をご提案させていただきます。